流通事業は収支改善などにより減益ながらも80%増益、全体としても微増収2桁増益となった名古屋鉄道のQ3決算を見て見た件

2/11 , 2018

H30年3月期Q3業績(前年同期比増減)
営業収益  4462億8900万円(1.1%)
営業利益  391億1000万円(6.4%)
経常利益  402億6900万円(5.3%)
純利益   255億7800万円(12.7%)

通期予想に対する進捗率
営業収益 73.4%
営業利益 86.0%
経常利益 86.6%
純利益  94.7%

名古屋鉄道

関東の私鉄と関西の私鉄は見たことがあったので今回は東海の私鉄を見てみようということで名鉄の決算を取り上げて見ました。まずはセグメント別の業績を見て見ます。

【交通事業】
営業収益 : 1265億5100万円(+1.2%)
営業利益 : 205億1300万円(+5.1%)
=>鉄軌道事業において輸送人員が増加したことにより増収となりました。営業利益に関してはバス事業及びタクシー事業において燃料費や人件費の増加などにより減益となったものの鉄軌道事業の増益によりセグメントでは増益となりました。

【運送事業】
営業収益 : 1005億7000万円(+1.9%)
営業利益 : 53億1000万円(-2.3%)
=>トラック事業において貨物取扱量が増加したことなどにより増収となったものの営業利益は燃料費や人件費の増加により減益となりました。

【不動産事業】
営業収益 : 592億7000万円(+7.5%)
営業利益 : 75億6400万円(+13.4%)
=>不動産賃貸業において、駐車場数及びそう管理台数が増加したことや新規取得物件の賃貸収入が寄与したことに加え、不動産分譲業でマンションの引渡戸数が増加したこともあり名鉄のセグメントの中で最も大きな増収幅となりました。

【レジャー・サービス事業】
営業収益 : 412億9200万円(-0.6%)
営業利益 : 17億8000万円(+28.5%)
=>ホテル業において一昨年11月開業の名鉄インの新規出店効果により増収となったものの観光施設事業における子会社譲渡に伴うレストラン業の減収によりセグメントとしては減収となったものの営業利益はホテル業の増収に加え旅行業の収支改善により大幅増益となりました。

【流通事業】
営業収益 : 988億8800万円(-0.6%)
営業利益 : 8億9400万円(+80.3%)
=>原油価格上昇による石油販売や駅店舗事業が増収となったものの、百貨店の減収によりセグメントとして減収、営業利益は百貨店業の収支改善や駅店舗の増収に加え輸入車販売業における利益率改善により大幅増益となりました。

【その他事業】
営業収益 : 504億1100万円(-1.3%)
営業利益 : 26億6200万円(-7.8%)
=>設備工事の受注減少などにより減収、営業利益は航空事業における減益などあり全体として減収幅よりも大きな減益幅となりました。

すごい気になるのは流通事業の営業利益です。一体どれが最も営業利益を押し上げたのか?収支改善や利益改善のために何を行なったのか非常に気になります。減収なのにこれだけ利益が改善するのは凄まじいなと思いました。

輸送事業に関しては名鉄運輸の業績上方修正の内容を見てみると運賃単価の上昇もあったようで売上は好調のようです。運送関連はどこも同じような感じの決算といった感じがします。名鉄運輸はそれらの理由で売上高を上方修正したものの燃料単価上昇により営業利益は据え置きでした。燃料価格の高騰と人件費の高騰が効いている感じでむしろ今までの運賃でよくやっていたなと思います。運輸の業界は今後大きな変化が起きると思うので(人件費高くなってるし、物量増えてるし、体に負荷がかかるし、限界だと思うので)今後の変化が楽しみです。

2018/2/9現在
証券コード : 9048
株価 : 2738円
時価総額 : 5083億円

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