中国の建設機械需要などあり2桁増収増益、国内シェア、世界シェアNo.1を多数持つナブテスコのQ4決算を見て見た件

2/11 , 2018

2017年12月期Q4業績(前年同期比増減)
売上高   2824億2200万円(15.3%)
営業利益  294億6800万円(13.4%)
税引前利益 349億700万円(30.4%)
純利益   251億4600万円(35.1%)

ナブテスコ

2桁増収増益でした。「ナブテスコって、ナンデスコ?」ってCMをご覧になったことがある方も少なくないと思います。2003年に帝人製機とナブコが持株会社を設立したことでできた会社で、モーションコントロール技術を中核に事業を展開しています。すごい端的に表現しているものがナブテスコの資料内にあったのでお借りすると様々な機械の「うごかす、とめる。」に関わる製品を作っている会社です。各セグメントの業績を見ていきます。

【コンポーネントソリューション事業】
売上高 : 1138億8500万円(+38.1%)
営業利益 : 204億3200万円(+81.9%)
=>精密減速機は主に旺盛な産業用ロボット需要及び生産設備自動化ニーズを、油圧機器は中国市場における好調な建設機械需要によりともに売上高は前年度比増収となりました。

【トランスポートソリューション事業】
売上高 : 791億3400万円(-2.8%)
営業利益 : 83億8300万円(-36.8%)
=>鉄道車両用機器は中国高速鉄道向けの減少、航空機器は民間航空機向けでボーイング777の新機種への切り替えの端境期となったこと、舶用機器は造船市況の低迷により全て売上は前年度比減収。商用車用機器は堅調な国内市場と買収効果により売上は前年度比増収となりました。

【アクセシビリティソリューション事業】
売上高 : 723億7400万円(+12.0%)
営業利益 : 51億6800万円(+1.6%)
=>自動ドアは2016年4月の国内販売会社の連結子会社化により増収となりました。

【その他】
売上高 : 186億200万円(15.7%)
営業利益 : 19億8300万円(+31.6%)
=>包装機については省人化ニーズを受け国内向け、東南アジアを中心とする海外市場向けが好調に推移し前年度比増収となりました。

地域別の売り上げを見てみると前年度比減収となったのは北米とその他の地域のみで、中国は44.7%増収と旺盛な需要が伺えます。

1月末ごろからの各社の決算を見ていると中国が元気そうな感じ伝わってきます。工作機械のファナック、安川電機の決算でも中国での販売好調が書かれていました。

ロボマシン部門において中国の一時的な需要もあり37%増収51%営業増益となったファナックのQ3業績を見て見た件

中国のインフラ投資回復や海外からの需要増による生産性向上などにより2桁増収100%超の増益となった安川電機のQ3決算を見て見た件

ちなみにですが、ナブテスコはシェアNo.1を結構持っている企業で、

世界シェアでは、
【精密減速機】
産業用ロボットの関節用途(60%)
【油圧機器】
パワーショベル用走行ユニット(30%)
が、世界No.1

国内シェアでは、
【精密減速機】
工作機械ATC駆動分野(60%)
(*ATC : automatic tool changer)

【鉄道車両用機器】
鉄道車両用ブレーキシステム(50%)
鉄道車両用ドア開閉装置(70%)

【航空機器】
フライトコントロール・アクチュエーションシステム(FACの国産機シェア100%)
(*FCA : ボーイングの主要サプライヤー)

【商用車用機器】
商用車用ウェッジチャンバー(70%)
商用車用エアドライヤー(85%)

【舶用機器】
舶用エンジン遠隔制御システム(国内 : 60%,世界 : 40%)

【自動ドア】
自動ドア開閉装置(50%)
プラットホームスクリーンドア(95%)

【包装機】
レトルト食品用充填包装機(85%)
が、国内シェアNo.1となっています。

詳しく知らない企業の中にすごい実績を持ち企業があるものだなと思いました。今後も探していきたいです

2018/2/9現在
証券コード : 6268
株価 : 4620円
時価総額 : 5781億円

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