2020中期経営計画目標は売上収益3兆円! パブリック事業での連結子会社化などもあり増収黒字化となったNECのQ3決算を見てみた件

2/3 , 2018

H30年3月期Q3業績(前年同期比増減)
売上収益  1兆9712億8200万円(9.9%)
営業利益  142億7200万円(-%)
税引前利益 402億1800万円(-%)
純利益   175億8200万円(-%)

通期予想に対する進捗率
売上収益 69.7%
営業利益 23.8%
純利益  44.0%

日本電気(NEC)

増収黒字化での着地となりました。前年同期が赤字だったということに驚いてます。(全然知りませんでした。)まずはセグメント別の業績を見ていきます。

パブリック事業
売上収益 : 6299億円(+39.6%)
営業損益 : 208億円(+292.5%)

消防・防災システムが減少したものの、日本航空電子工業を連結子会社かしたことなどにより増収となり、営業損益は売上増加により改善し増益となりました。

エンタープライズ事業
売上収益 : 2912億円(-2.5%)
営業損益 : 251億円(-4.6%)

流通サービス業向けが減少したことにより減収、営業損益は売上の減少に加え、IoT関連投資費用の増加により減益となりました。

テレコムキャリア事業
売上収益 : 4032億円(-3.1%)
営業損益 : 10億円(-58.3%)
海外において通信運用管理ソリューションが増加したものの、モバイルバックホールや海洋システムが減少したことに加え、国内通信事業者の設備投資が低調に推移したことで減収減益
(バックホール : コアネットワークとアクセスネットワークを中継する回線)

システムプラットフォーム事業
売上収益 : 5088億円(+0.9%)
営業損益 : 155億円(+103.9%)

大型案件の影響によりハードウェアが増加したことなどにより増収、営業損益は売上増と費用の効率化により増益となりました。

その他
売上収益 : 1382億円(+10.9%)
営業損益 : -110億円(56億円改善)
海外向けセーフティ事業が増加したことなどにより増収、売上増と費用効率改善により赤字額は改善しました。

なお、決算発表の同日、2020中期経営計画も発表されました。
まず2018年中計の振り返りとして、「収益構造の立て直し(営業利益立5%達成を実現する収益構造の確立)」は、課題事業・不採算案件への対応や業務改革推進プロジェクトなどにより概ね順調に進捗。「成長軌道への回帰」は注力事業(セーフティ事業、グローバルキャリア事業、ネットワーク事業、リテール向けITサービス事業)への集中をはかったものの、想定以上に既存事業の落ち込みが顕在化したとのこと。

これを踏まえ、2020中計は、成長軌道に回帰するために必要な投資を実現するべく、固定費削減を含むバッッポン的な収益構造改革に踏み切るとのことで、人件費(国内3000人で-300億円)・経費削減(不動産費用、IT費用、マーケ費用で-130億円)、事業構造改革などの収益構造改革に加え国内・グローバルでの成長実現のための施策、実行力の改革を掲げました。

目標数値は2020年度に売上収益3兆円、営業利益1500億円、当期純利益900億円とのことでした。

2018/2/2現在
証券コード : 6701
株価 : 3325円
時価総額 : 8660億円

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