売上の9割を占める半導体及び電子デバイスがEV化などの影響で大幅増収増益となり全体で2桁増収、営業利益は4.9倍となった東京エレクトロンデバイスのQ3決算を見て見た件

1/29 , 2018

H30年3月期Q3業績(前年同期比増減)
売上高  1194億2700万円(27.3%)
営業利益 21億400万円(390.6%)
経常利益 18億4100万円(300.5%)
純利益  12億7000万円(251.9%)

通期予想に対する進捗率
売上高  77.6%
経常利益 92.1%
純利益  105.8%

東京エレクトロンデバイス

「東京エレクトロンってそういえば調べたことないなぁ」という思いつきで、決算スケジュールを調べた時に、東京エレクトロンデバイスという会社もあるということを知ったのでついでに調べてみました。ちなみに東京エレクトロンは明日(1/30)で、取り上げる予定です。

さて、デバイスの方ですが2桁増益もさることながら、営業増益幅が凄まじいです。原価率が改善したんじゃないかということで最後にPLもみようと思います。はじめに事業別の業績を見ていきます。

半導体及び電子デバイス事業
売上高 : 1071億4000万円(+29.1%)
営業利益 : 14億600万円(+384.0%)

コンピュータシステム関連事業
売上高 : 122億8600万円(+13.4%)
営業利益 : 4億3500万円(+157.1%)

全体売上の約9割が半導体及び電子デバイス事業となっています。同事業は世界的なEV化へのシフトや様々なセンサーを駆使した電子制御技術の普及に伴い自動車関連の半導体・電子部品の搭載量増加や産業用 ロボットなどの産業機器についても半導体需要が好調であったのを追い風に半導体製品販売が大きく伸びたとのことでした。

コンピュータシステム関連事業は、IoTを通じたデータ収集・分析、AI利用による効率化などに向けた情報システムの活用本格化の中で、データセンターやクラウドなどの環境整備拡充に向け主にネットワーク機器の販売と保守ビジネスが引き続き堅調に推移したことで増収増益となりました。

原価率と販管費の前年同期比を見てみます

項目 : 前年Q3=>今期Q3
売上原価率 : 89.0%=>89.1%
販管費 : 10.5%=>9.2%

原価率はむしろ0.1ポイント悪化。しかし販管費が1.3ポイント改善しました。大幅な改善といった感じはしないのですが、2桁の増益ということもありかなりの増益幅になったという感じです。

経常利益については増益幅が営業増益幅に比べ小さくなっていますが、これは支払利息の増加と為替差損の増加によるものでした。

2018/1/29現在
証券コード : 2760
株価 : 2245円
時価総額 : 234億円

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