CM中の「ヴァルコネ」は不調ながらライフスタイルサポート事業は順調に成長し2桁増収、390%増益となったエイチームのQ1決算を見て見た件

12/8 , 2017

売上高 89億400万円(24.8%)
営業利益 9億6300万円(228.4%)
経常利益 9億8000万円(235.3%)
純利益 6億7800万円(390.9%)

通期予想に対する進捗率
売上高 22.3%
営業利益 20.5%
経常利益 20.9%
純利益 21.9%

エイチーム

過去に取り上げたことが一度ありますが、Q1を見るのは初めてです。増収増益の着地で、利益は営業・経常が3倍以上で四半期純利益がほぼ5倍でした。が、進捗率はあまり良くないということで前年同期の進捗率をみましたが、今期よりも悪かったので問題ない数値なんだろうと。季節性があるサービスがるので納得です。とりあえずセグメント別の業績をみます。

エンターテインメント事業
売上高 : 43億1551万円(+5.5%)
セグメント利益 : 8億6523万円(+186.3%)

ライフスタイルサポート事業
売上高 : 39億5408万円(+49.1%)
セグメント利益 : 5億5059万円(+48.9%)

EC事業
売上高 : 6億3488万円(+61.2%)
セグメント利益 : -4420万円(赤字拡大)

目立つのはエンタメ事業のセグメント利益の伸びですが個人的にはライフスタイルサポートの伸びを評価したいなと思っています。理由は後で書きます。セグメント別の業績についてですが、利益の伸び幅が最も大きかったエンターテインメント事業ですが前年同期比増収増益なんですが、前四半期比で見ると2四半期連続の前四半期比減となっています。なので、前年同期比増収増益ですがあまり手放しに喜べることではないのかなと。

ライフスタイルサポート事業ですが、引き続き好調な滑り出しだなと思います。YoYでもQoQでも増収増益でした。内訳ですが季節性のある引っ越し事業を除いて全てで増加となりました。特に金融メディア(キャッシング・カードローンなどの比較)が伸びています。ARPU*は前四半期増ながら粗利率は前四半期比減となっています。粗利率についてですが概ねQ3で粗利率が大きく上がってQ4-翌Q2まで下降傾向になります。これはおそらくQ3は月でいうと2-4月で引っ越しシーズンに当たるので引っ越し侍の粗利率が他のメディアに比べて高いのではないかと考えられます。
(ARPU : 1利用者あたりの売上高、YoY/QoQ : 前年同期比/前四半期比)

EC事業は、中長期での投資中ということもあり全体業績に対して利益を圧迫してはいますが、売上高はしっかり伸びていて良さそうだなと思います。他社であまりみない事業なので個人的にはとても楽しみにしている領域です。しかもcymaが黒字化できてある程度の規模感になってくると他の事業とのシナジーなんかも考えられるようになる気がするのでとても楽しいなと思います。(個人的にシナジーのある多角化を見たり考えたりすることが好きなので。)

さて、中盤ぐらいで書いた、エンタメよりライフスタイルサポートを評価したいということについてですが、今回QoQで2四半期連続で減収減益だったからという意味では全くありません。あくまでも個人的な考えですが理由は2つあります。1つは「大ヒットタイトルをリリースするのは難しい」2つ目は「大ヒットしたタイトルはいずれ落ちていく」ということです。何当たり前のこと言ってるんだって感じですよね。一応前提としてですが、だからゲーム事業をやるなというわけではないです。事実エイチームの場合はエンタメ事業が大きく業績を引っ張っています。とても大事な事業だと思っていますのでその前提でですが、エイチームの場合は「ヴァルコネ」や「ユニゾンリーグ」「ダークサマナー」といったスマホゲームをあまりしない自分でも知っているようなタイトルがあります。ただ直近のところで行けば現在の主力タイトルである「ヴァルコネ」も不調。業績を牽引してきたけど、いつそうでなくなるかはわからない。これはエイチームに限らず割と多くの(そうでもない会社がないわけではない)ゲーム会社がそうだと思います。なので、そういう状態になっても会社全体としてはライフスタイルサポート事業で支えられているから大丈夫という状態にできると安心なんじゃないかと思っているということです。支えられてかつ投資ができるくらいになっていれば、また大ヒットタイトルを生み出すための投資ができるわけなので、そのためにもライフスタイルサポート事業に頑張って欲しいという意味で上から目線な書き方ですが(語彙力なくすいません)評価したいと書きました。個人的にエイチームいいなと思うところは複数の事業を行なっていて、かつしっかり利益が出ていて新規事業にというしできることだと思っています。なのでさらなる拡大のためにも収益の柱に、あまり急激な変動のない事業がなるのがいいのかなと考えています。

【追記】ヴァルコネのTVCMについて触れておりましたが、10月末から始まったもので当Q1への影響は軽微であった可能性があり、CMの効果について書くのは時期尚早であると考えたため訂正させていただきました。影響や結果が見れるのはQ2以降になると思うの継続して見て行こうと思います。

2017/12/08現在
証券コード : 3662
株価 : 2932円
時価総額 : 578億円

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