タリーズを含む飲食事業は減益ながら飲料セグメントとともに増益で全体として増収増益となった伊藤園のQ2決算をみてみた件

12/4 , 2017

H30年4月期Q2連結業績(前年同四半期比)
売上高  2658億8300万円(3.0%)
営業利益 144億9600万円(1.2%)
経常利益 146億300万円(7.9%)
純利益  92億4600万円(3.6%)

通期予想に対する進捗率
売上高  54.0%
営業利益 64.1%
経常利益 66.4%
純利益  66.0%

伊藤園

早速、お~いお茶が飲みたくなってきました。個人的には、ほうじ茶が好きです。初めて取り上げます。純粋に12月は決算が少なく、決算企業の一覧を見ていた時に知っている企業で見ていなかった企業だったので取り上げました。伊藤園はお茶や飲料のセグメントと飲食関連事業としてタリーズのセグメントと大きく2つのセグメントで構成されています。今期は両事業とも増収、利益は飲食関連事業のみ減益となりました。まずセグメント別の業績を見ていきます。

リーフ・ドリンク関連事業
売上高 : 2465億6400万円(+2.6%)
営業利益 : 129億4800万円(+0.9%)

飲食関連事業
売上高 : 159億1800万円(+6.6%)
営業利益 : 16億5500万円(-2.1%)

その他
売上高 : 33億9900万円(+18.3%)
営業利益 : 5億2000万円(+20.9%)

各セグメント売上高は前年同期比増となりましたが、タリーズのセグメントである飲食関連事業は減益となりました。半期の決算なので説明会資料が出ると思って待っていたのですがでなかったので前年度末の資料も参考にしながらここからは書いていこうかと思います。

まずリーフ・ドリンク関連事業についてですが、Q2累計期間については、日本茶・健康茶・中国茶飲料において「健康ミネラルむぎ茶」が好調に推移しているとのことでした。年間を通して人気とのことです。個人的にもよく買います。量が多いのでよく飲む人にとってはお得感があるという感じです。コーヒー飲料については「TULLY’S COFFEE」ブランドシリーズがボトル缶コーヒー市場を牽引する存在として引き続き好調とのことでした。タリーズブラックのボトル缶コーヒーもコーヒーを買うときはよく選びます。決算資料を見ている限り自分の好みは伊藤園ユーザーの多くの人の好みと一致しているなと。。

国内飲料市場の動向についてですが、前年度末の伊藤園の資料を見ると2017年の市場規模は2016年の市場規模の1%増とほぼ成長していない感じです。この市場の中で最も大きい割合を占めているのがコーヒー飲料です。3.8兆円程度(予測)の市場規模のうち約25%の9520億円となっています。ちなみにお茶系の飲料の規模としては全体の約24.6%に当たる9325億円なのでコーヒー飲料の方が大きいということになります。とはいえコーヒー飲料の規模も別に拡大しているという感じでもなくといった感じでした。

飲料関連事業ですが、こちらはシーズナルドリンクの「キャラメルパンプキンラテ」などによりエスプレッソ系ドリンクの好調に加えパスタなども好評だったとのことでした。店舗数は前年同期比34店舗増の692店舗となりました。1店舗あたりの半期売上高は2300万円程度といった感じです。減益の要因を何か!と思ったのですが、決算短信しか資料がなく、これといって納得感のある理由が見つかりませんでした。「積極的な投資と合わせて既存店舗の改装などによる活性化を図り・・・・」みたいなことが書いてあって、一瞬この費用が利益を圧迫しているのかとも思ったのですが少し前に遡っても書いてありました。。店舗の増加数が多いのかと思ってそれも遡ってみましたがそうでもないといった感じでした。もしかすると飲料やフードの原価率が悪化しているのかなと。いろんなものの値上がりをよく聞くのでそうなのかなと思いました。

個人的にはですが、国内飲料市場の拡大はこれ以上考えにくいような気がするので(とはいえ諦めるのも違う気がする。。)飲食関連事業を伸ばすのがいいような気がします。自分だったら各店舗の雰囲気を統一してタリーズの明確な色を出してみたいなと。タリーズって割と行く店によって雰囲気が違う気がするので、タリーズというブランド自体は有名なのにタリーズに紐づくブランドイメージが特にないような気がして、そこを強化してみたいなと思いました。

2017/12/04現在
証券コード : 2593
株価 : 4330円
時価総額 : 3662億円

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