穐田氏のTOB発表から1年、赤字ながらも既存事業のリストラや新規連結企業の登場と変化が見えるオウチーノのQ3決算を見て見た件

11/15 , 2017

H29年12月期Q3業績(前年同四半期比)
売上高   7億8500万円(2.8%)
営業利益  -2億4400万円
経常利益  -2億4300万円
純利益   -2億3100万円

通期予想に対する進捗率
売上高    65.1%
オウチーノ

とても久々に見ます。去年の10月末に穐田誉輝さんのオウチーノの普通株式に対する公開買い付けに対し賛同する意見を表明しました。そこから株価が急騰して800円ほどだった株価が2月末ごろに4000円台後半まで行ったみたいです。現在はピークの半分ほどの2000円台半ばで推移しています。今期は増収ながら減益で新たに連結を開始した企業がありました。事業別の業績を見ていきます。

住宅・不動産関連ポータル事業
売上高 : 3億9319万円(-33.6%)
セグメント利益 : -1億8423万円(赤字拡大)

インターネット広告代理事業(撤退予定)
売上高 : 6538万円(-57.5%)
セグメント利益 : -3459万円(赤字拡大)

プロパティ事業(撤退予定)
売上高 : 1億6913万円(+870.6%)
セグメント利益 : -1450万円(ほぼ横ばい)

医療サイト事業(撤退済み)
売上高 : 66万円(+12.0%)
セグメント利益 : -214万円(赤字拡大)

富裕層向けコンサルティング事業(new)
売上高 : 1億5907万円
セグメント利益 : -890万円

5つの事業のうち3つの事業で撤退予定または撤退済みになっています。
住宅・不動産関連ポータル事業では、経営方針変更以降サービスの機能開発・改善やユーザー数及び掲載物件数の増加などに取り組みこれに伴いエンジニアなどの採用の先行投資が発生したとのことでした。不動産ポータルサイトのユニークユーザー数は2017年9月が前年同期比182%となり、中古分野の掲載物件数の推移も右肩上がりとなっています。詳細な数字は出ていませんでしたが、掲載物件数は今年の9月で10万件を超えていそうな感じのグラフでした。

インターネット広告代理事業とプロパティ事業は、撤退予定でインターネット広告代理事業は2017年12月末に、プロパティ事業は取得済み販売用不動産の売却を完了次第廃止予定とのことでした。

富裕層向けコンサルティング事業ですが、このQ3より連結を開始したSeven Signatures International社のセグメントとなります。Seven Signatures International社は、ハワイなどの海外物件を中心に富裕層向け不動産販売代理事業・仲介事業を行なっている企業です。同社はハワイ州のエージェントとして市場から高い評価を受けているとのことで子会社化することでグループの中核子会社に成長するものと想定しているとのことで、簡易株式交換により完全子会社化しました。Seven Signatures International社株式100%に対してオウチーノ株式4万8780株の割り当てとのことでした。

TOBのリリースから1年以上が経過し既存事業のリストラも進み継続する事業に関してはUUや掲載数でいい感じの雰囲気が出ていて、加えて新しい企業の子会社化などあり徐々に変わって行ってる感があっていい感じなのかなと思いました。ただ、住宅・不動産関連ポータル事業と富裕層向けコンサルティング事業にもよりますが、来年度は特に住宅・不動産関連ポータル事業で継続して減収なら、撤退事業の売上が当然なくなるので利益的には損失が減少しますが減収の状態が継続してもおかしくはないなという感じです。

2017/11/15現在
証券コード : 6084
株価 : 2446円
時価総額 : 58億円

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