電通マクロミルインサイト及び海外子会社の例外事象やコスト増で増収ながら営業減益となったマクロミルのQ1決算を見て見た件

11/7 , 2017

H30年6月期Q1業績(前年同四半期比)
売上収益  87億7900万円(8.1%)
営業利益  13億9800万円(-10.9%)
税引前利益 14億7500万円(5.9%)
純利益   9億2200万円(11.8%)

通期予想に対する進捗率
売上収益   22.5%
営業利益   16.6%
税引前利益  18.9%
純利益    18.8%
参考
EBITDA     16億5100万円(-7.1%)
調整後EBITDA  16億7300万円(-14.7%)
マクロミル

今年の3月に再上場したマクロミルの決算です。マクロミルは2014年にベインキャピタルが500億円程度で全株式を取得し上場廃止になっていました。直近の有価証券報告書によるとベインキャピタルの持分は30.16%で筆頭株主のままとなっています。大株主の大部分が金融機関で、事業会社は電通とコロプラが所有しており、再上場時に電通は「取引関係の維持発展のため」コロプラは「業務提携関係の維持発展のために」株式を保有しています。日本におけるアドホックオンラインMR市場でのシェアは2016年12月時点でNo.1となっています。

セグメント別業績

マクロミルグループ
売上収益 : 71億3000万円(+7.0%)
EBITDA : 15億4700万円(-6.5%)

MetrixLabグループ
売上収益 : 16億9400万円(+12.7%)
EBITDA : 1億300万円(-15.9%)

マクロミルはマクロミル単体と国内子会社及び一部海外子会社が属するマクロミルグループと欧州や北米、中東、アジアの一部で事業を展開するMetrixLabグループの2つのセグメントに分かれています。

マクロミルグループにおいては、マクロミル単体を中心にMR*需要の喚起、デジタルマーケティング商材の販売伸長、国内企業のグローバル調査需要の増加により堅調に推移したものの、子会社の電通マクロミルインサイトにおいて主要取引先(おそらく電通)の労働環境改革による売上収益の減少及びマクロミル単体と海外子会社におけるパネル調達費や外注費の増加の影響を受け売上原価・販管費が増加しました。
(MR* : マーケティングリサーチ)

MetrixLabグループは、グローバル・キー・アカウント向けの調査を中心に各地域で主力の商材の販売が好調に推移した一方、北米の市場調査におけるパネル提供事業を展開する子会社(プレシジョンサンプル社)において、外部顧客への販売に軟調さが見られたとのことでした。

相対的に弱い四半期である第一四半期において、電通マクロミルインサイトとプレシジョンサンプルの2つの例外事象が生じたことが、連結業績上の逆風となったとのことでした。

2017/11/7現在
証券コード : 3978
株価 : 3285円
時価総額 : 1278億円

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