通期最終増益に上方修正 日本と欧州の販売好調により増収、為替差益の計上などにより増益トヨタ自動車のQ2決算を見て見た件

11/7 , 2017

H30年3月期Q2業績(前年同四半期比)
売上高   14兆1912億700万円(8.6%)
営業利益  1兆965億4100万円(-1.8%)
税引前利益 1兆2521億7300万円(6.4%)
純利益   1兆713億2800万円(13.2%)

通期予想に対する進捗率
売上高    49.8%
営業利益   54.8%
税引前利益  55.7%
純利益    54.9%
トヨタ自動車

増収増益となりました。上半期の販売は欧州が好調でアジアが良くないといった感じです。販売台数でいくと販売台数の減っているアジアが、販売台数の増えている欧州の1.6倍くらいの販売台数なんですが欧州の伸びがアジアの減少を補っています。営業減益の要因としては販売車種の構成や諸経費の増加によるものでした。地域別の業績を見ていきます。(地域別業績は決算短信を参照)(連結業績予想の修正は一番下に掲載)

日本
売上高 : 7兆5682億円(+8.4%)
営業利益 : 6405億円(+32.1%)
販売台数 : 108万7000台(+9000台)

北米
売上高 : 5兆2292億円(+7.2%)
営業利益 : 1446億円(-53.5%)
販売台数 : 139万6000台(-4000台)

欧州
売上高 : 1兆5198億円(+24.0%)
営業利益 : 377億円(+9.3%)
販売台数 : 46万9000台(+3万5000台)

アジア
売上高 : 2兆4844億円(+7.9%)
営業利益 : 2142億円(-3.8%)
販売台数 : 74万4000台(-2万1000台)

その他
売上高 : 1兆2378億円(+18.3%)
営業利益 : 703億円(+33.1%)

消去または全社
売上高 : -3兆8482億円
営業利益 : -109億円

営業利益は日本が最も大きな増額となりました。為替変動による影響や原価改善などが要因でした。北米は生産台数の減少に加え販売諸費用の増加により大幅げんえきとなりました。欧州は販売台数の増加に加え原価改善により増益、アジアは販売の減少に加え、主に為替変動の影響により減益となりました。

上期は営業減益ながら税引前と四半期純利益は増益だったので、そのたらりの項目ですが、大きな変動があったのは為替差損益です。前年度の上期は為替差損が279億円だったのに対し、今年度上期は為替差益が538億円だったのでその部分が817億円程度の増益要因となります。また、持分法投資損益も前年同期比666億円増となりました。

最後に通期業績予想の上方修正内容です。

売上高 : 28兆5000億円(変更なし)
営業利益 : 1.85兆円=>2兆円(+1500億円)
税引前利益 : 2.05兆円=>2.25兆円(+2000億円)
当期純利益 : 1.75兆円=>1.95兆円(+2000億円)

Q1時点での通期業績予想は営業利益・税引前利益・当期純利益全てが減益予想でしたが、今回の上方修正で、全ての利益が増益予想となりました。売上高は変更なしですが、増収予想です。

*追記
タイトルが、「通期最終黒字」となっていましたが「通期最終増益」の誤りでしたので訂正いたしました。

2017/11/7現在
証券コード : 7203
株価 : 7183円
時価総額 : 23兆4381億円

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