各事業好調で売上高は80%近い増収ながら情報セキュリティ対策費の計上もあり最終利益は微増益となったGMOペイメントゲートウェイの通期決算を見て見た件

11/2 , 2017

H29年9月期通期業績(前年同四半期比)
売上高   217億9400万円(79.9%)
営業利益  50億1500万円(31.3%)
経常利益  47億3900万円(25.4%)
純利益   29億4800万円(1.3%)

通期予想に対する進捗率
売上高    107.0%
営業利益   100.0%
経常利益   101.4%
純利益    106.7%
GMOペイメントゲートウェイ

大幅増収増益となりました。特に売上高については「GMO後払い」が該当する金融関連事業と決済活性化事業で大きく伸ばしました。セグメント別の業績を見ていきます。

決済代行事業
売上高 : 119億1443万円(+38.0%)
セグメント利益 : 65億7981万円(+29.9%)

金融関連事業
売上高 : 58億179万円(+158.7%)
セグメント利益 : 2億2608万円(+4.2%)

決済活性化事業
売上高 : 40億7855万円(+229.2%)
セグメント利益 : 5億838万円(+218.8%)

調整額
セグメント利益 : -22億9883万円

各セグメント大きく伸びています。決済活性化事業については今期より連結を開始したマクロキオスク社が含まれているのと、従来「その他」に含まれていた複数の事業セグメントが集約されています。

決済代行事業は、オンライン課金分野においてEC市場の成長と領域拡大、大手事業者からのシステム開発案件の受注が好調に推移しました。稼働店舗数は前年同月末比6.6%増の8万2349店となっています。

金融関連事業は、早期入金サービスやトランザクションレンディング、GMO後払いなどのサービスを提供しており、GMO後払いは消費者ニーズの高い決済手段として加盟店への導入が進み取扱高が好調に推移しているとのことでした。

続いて品目別売上を見ていきます。

イニシャル
売上高 : 13億6601万円(+113.4%)
ストック
売上高 : 36億9243万円(+26.2%)
フィー
売上高 : 67億3569万円(+129.5%)
スプレッド
売上高 : 100億63万円(+78.2%)

処理料売上のフィーが大きく伸びています。スプレッドは従来フィーに計上していたGMO後払いに関わる手数料のうち取扱金額に対して料率で課金される収益を計上しています。

GMOインターネットグループの中で注目している企業のうちの1つなので好調なのはとても嬉しいです。今期は大幅増収、営業・経常共に大幅増益にもかかわらず当期純利益は増益幅が小さかったので損益計算書の経常利益以下の項目も見て見ました。当期純利益の増益幅が小さい要因は以下のようなものでした。

1.前年度の特別利益が今年度に比べ大きかった
2.持分変動損失が前年度比で増加(特損)
3.情報セキュリティ対策費の計上(特損)

情報セキュリティ対策費の計上に関しては、3月にあった東京都都税クレジットカード支払サイトへの不正アクセスに関するもので、簡単にまとめると、前年度比で特別利益が減少し特別損失が増加したためでした。

最後にH30年9月期の業績予想です。

売上高 : 272億8300万円(+25.2%)
営業利益 : 62億6900万円(+25.0%)
経常利益 : 60億3300万円(+27.3%)
純利益 : 36億3500万円(+23.3%)

2017/11/2現在
証券コード : 3769
株価 : 8150円
時価総額 : 3027億円

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