パーソナルセグメントが売上をビジネスセグメントが利益を牽引し増収増益となったKDDIのQ2決算を見てみた件

11/1 , 2017

H29年12月期Q3業績(前年同四半期比)
売上高   2兆4160億7000万円(5.0%)
営業利益  5425億3600万円(1.9%)
税引前利益 5405億5500万円(3.7%)
純利益   3294億4400万円(1.0%)

通期予想に対する進捗率
売上高    48.8%
営業利益   57.1%
純利益    58.3%
KDDI

増収増益となりました。売上高はパーソナルセグメントが牽引し、営業利益はビジネスセグメントが牽引しました。まず、各セグメントの状況を見ていきます。

パーソナルセグメント
売上高 : 1兆8631億7400万円(+5.3%)
営業利益 : 4220億9100万円(-0.3%)

バリューセグメント
売上高 : 2468億1800万円(+18.0%)
営業利益 : 509億9700万円(+0.005%)

ビジネスセグメント
売上高 : 3590億3800万円(+4.3%)
営業利益 : 483億8100万円(+17.0%)

グローバルセグメント
売上高 : 1310億1300万円(-2.0%)
営業利益 : 160億700万円(+8.7%)

売上高の増加額ではパーソナルセグメントが最も大きくなりました。UQモバイルなどのMVNOの貢献もありモバイルID数は前年同期比1.5%増の2608万IDとなりました。内訳としてはau契約者数が2482万IDでMVNO契約数が127万IDとなりました。auの契約者数は前年同期比2.5%減となったのですがMVNO契約者数が前年同期の5.3倍程度に伸びたことで全体としては、わずかながら増加となりました。au通信ARPA*は前年同期比+130円の5970円でした。解約率は前四半期比0.12ポイント改善して0.79%でした。前年同期比だと0.07ポイント悪化したことになりますが、解約率は前年度Q4をピークに改善傾向にあります。
(*ARPA : 1人あたりの月間売上高。1回線あたりの売上高を示すARPUと異なりARPAは同一名義での売上高となる。)

バリューセグメントは、コマース・金融・決済・コンテンツなどの付加価値サービスの提供を行っているセグメントです。auスマートパス会員数は1534万人で、このうち「auスマートパスプレミアム」は、9月に200万会員を突破しました。auWALLETカード有効発行枚数は2180万枚でうち87%となる1900万枚がプリペイドカードとなっています。

ビジネスセグメントは、売上高の増加により増益額が最も多いセグメントとなりました。主な増収要因はソリューション収入や端末販売収入等の増加によるものでした。

グローバルセグメントはミャンマー通信事業の収入増があったものの前年度に実施した採算性の低い事業の整理による収入減少により減収ながらミャンマー通信事業やデータセンター事業が好調に推移していることにより増益となりました。

今回かなり久しぶりにKDDIの決算を見たんですがよく見るARPUではなくARPAというワードが出てきていびっくりしました。個人的には比較しづらいのであまり嬉しくない感じがします。10月末にNTTドコモの決算がありそちらもまとめていますので、興味のある方は以下のリンクからご覧ください。
ドコモ光の貢献でARPUは上昇 法人ソリューションなどのその他事業のみが増収増益となったNTTドコモのQ2決算を見てみた件

2017/11/1現在
証券コード : 9433
株価 : 3047円
時価総額 : 7兆8832億円

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