特にリテール事業が好調 6事業中5事業が増益 収益も4事業が増収となったオリックスのQ2決算と事業内容を見てみた件

10/31 , 2017

H30年3月期Q2業績(前年同四半期比)
営業収益  1兆5177億9600万円(24.3%)
営業利益  1890億2700万円(13.6%)
経常利益  2526億1200万円(15.2%)
純利益   1659億7000万円(16.8%)

通期予想に対する進捗率
純利益    55.3%
オリックス

最近、オリックスをまだ見ていないことに気づき今回取り上げて見ました。2桁増収増益と好調のようです。オリックスってCMも見るし、球団も持ってるし名前は有名だけど実際、何の会社なの?という方もいらっしゃるかもしれないのでザクッと事業内容を説明しておきます。

オリックス事業内容

1.法人金融サービス
=>融資、リース、各種手数料ビジネス

2.メンテナンスリース
=>自動車リース、レンタカー、カーシェア、電子計測器・IT関連機器等レンタル及びリース

3.不動産
=>不動産開発・賃貸、施設運営、不動産投資法人の資産運用・管理、不動産投資顧問

4.事業投資
=>環境エネルギー、プリンシパル・インベストメント*、債権回収、コンセッション*
(*プリンシパル・インベストメント : 自己資金を使った投資のこと。他人資本によっての投資と異なる)
(*コンセッション : 空港など料金徴収を伴う公共施設などの所有権を公的機関に残したまま民間事業者が運営を行う)

5.リテール
=>生命保険、銀行、カードローン

6.海外
=>リース、融資、債権投資、アセットマネジメント、航空機・船舶関連

色々な事業・サービスを行っていますが、軸としては金融事業ですね。次に各事業の業績を見ていきます。

法人金融サービス事業
セグメント収益 : 539億8300万円(+3.8%)
セグメント利益 : 220億4900万円(+10.9%)

メンテナンスリース事業
セグメント収益 : 1370億4800万円(+1.7%)
セグメント利益 : 204億3800万円(+4.0%)

不動産事業
セグメント収益 : 957億5500万円(-8.0%)
セグメント利益 : 439億9100万円(+24.1%)

事業投資事業
セグメント収益 : 7744億2100万円(+43.7%)
セグメント利益 : 389億2700万円(-25.2%)

リテール事業
セグメント収益 : 2195億500万円(+45.3%)
セグメント利益 : 429億5000万円(+21.0%)

海外事業
セグメント収益 : 2386億4100万円(-0.8%)
セグメント利益 : 813億9700万円(+58.0%)

4事業が増収、5事業が増益でした。順に見ていきます。
法人金融サービス事業は、ファイナンス・リース投資及び営業貸付金の減少により金融収益は減少したものの、有価証券売却益の増加と業務ソフトの弥生において保守サポートなどのサービス収入が伸長しました。利益については関連会社売却益を計上したこともあり2桁増となりました。

メンテナンスリース事業は、自動車リース業界では緩やかな景気回復を背景に新規自動車リース台数が増加基調にあるようです。一方、中古車売却益は減少しました。

不動産事業は、活況な市況を捉え不動産売却益が増加、ホテル・旅館など施設運営事業からのサービス収入が増加しました。一方、賃貸不動産売却益が減少しました。上期のセグメント利益は3年連続で増加しており好調が伺えます。

事業投資事業は、メガソーラーなど環境エネルギー事業の拡大によるサービス収入増やコンセッション事業からの利益貢献がありました。しかしながら前年同期に投資先の株式売却益などを計上していたため減益となりました。

リテール事業は、生命保険事業において新規契約の増加に伴い保険料収入が慎重したことに加え、銀行事業は住宅ローンなど営業貸付金の増加に伴い金融収益が増加しました。このセグメントも上期の利益が3年連続で増加しています。

海外事業は、アメリカでのアセットマネジメント事業やロベコ*の資産運用事業からの収益増加と航空機及び船舶事業の資産増加に伴い収益が増加しました。
(*ロベコ : オランダのラボバンク社の資産運用会社。2013年に2401億円でロベコの株式90%を取得。)

2017/10/30現在
証券コード : 8591
株価 : 1935円
時価総額 : 2兆5622億円

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