ショッピングを筆頭にコマース事業が好調 取扱高最大化とデータドリブン化への投資を行い増収ながらも減益となったヤフーのQ2決算を見てみた件

10/27 , 2017

H30年3月期Q2業績(前年同四半期比)
売上高   4280億2200万円(4.5%)
営業利益  949億7800万円(-5.4%)
税引前利益 1016億7500万円(1.5%)
純利益   676億4000万円(-2.1%)

Yahoo

増収ながらもEコマース取扱高最大化への投資とデータドリブン化への投資により減益となりました。これらの投資に関しては前年度末の決算時に公表していたものなので突然始まったものではないです。まずはセグメント別の業績を見ていきます。

メディア事業
売上高 : 1386億円(+2.7%)
営業利益 : 794億円(+1.2%)

コマース事業
売上高 : 2837億円(+5.5%)
営業利益 : 393億円(-8.2%)

その他
売上高 : 119億円(-4.7%)
営業利益 : 11億円(-55.7%)

調整額割愛

メディア事業の広告関連売上高に関しては前年同四半期比7%増となる743億円でした。今期は検索連動型・ディスプレイ広告共に伸びており、4四半期連続で検索連動型広告は前年同期を上回る数値となっています。スマホ広告の売上高は前年同四半期比20%増の412億円でした。

続いてコマース事業ですが、各数値は以下の通りです。

月額有料会員ID数 : 2470万ID(+42.1%)
(内Yahoo!プレミアム会員 : 1793万ID, +46.4%)

ショッピング事業取扱高 : 1407億円(+39.1%)
ショッピング広告売上高 : 55億円(約1.8倍)

オークション関連取扱高 : 2212億円(+4.3%)

Yahoo!ウォレット口座数 : 3814万口座(+9.3%)
Yahoo!ウォレット取扱高 : 3159億円(+13.2%)
クレジットカード有効会員数 : 412万人(約1.5倍)
クレジットカード取扱高 : 2213億円(約1.9倍)

各数値伸びています。Yahooを取り上げるたびに書いているような気がするのですが個人的にクレジットカードなどの決済金融に注目していて、今期もクレジットは好調でした。ヤフーのサービスを使って買い物をする人にとってもそうでない人にとっても割と使いやすいカードだと思っています。

最後にサービスの利用動向です。

デイリーユニークブラウザー数 : 9301万(+0.7%)
(内スマホ : 6261万)

月間アクティブユーザーID : 4158万ID(+15.0%)

アプリ合算DAU : 4394万DAU(+31.9%)

デイリーユニークブラウザー数は前年同期比で増加していますが、過去と比べてその伸び幅は鈍化しています。微増となったのはスマホがなんとかPC・その他の減少分を補えたからといった感じです。

全体的に伸びるべきところが伸びた決算だったと思います。営業利益については減益となりましたが先行投資によるものなので問題ないと個人的には思っています。一応今期の取り組みに触れておくと、まずeコマース取扱高最大化については、2013年から出店者側に「出店料無料」「売上ロイヤルティ無料」の2つを行い売り手の爆増を行なってきました。今後は買い手の爆増を目指してソフトバンク会員向けのキャンペーンの展開やYahooプレミアムの特典強化などの施策を実施しショッピング事業取扱高、前年度比30%増の持続成長を目指します。データドリブン化に関してはマルチビッグデータの活用によりさらなる収益向上に向けモダンな開発環境への脱皮や最新の開発環境を維持・継続するとのことでした。それぞれの今期の投資額はeコマース取扱高最大化に250億円、データドリブン化に150億円を投じるとのことです。

2017/10/27現在
証券コード : 4689
株価 : 532円
時価総額 : 3兆306億円

是非シェアしてくださいm(._.)m



日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin