ドコモ光の貢献でARPUは上昇 法人ソリューションなどのその他事業のみが増収増益となったNTTドコモのQ2決算を見てみた件

10/27 , 2017

H30年3月期Q2業績(前年同四半期比)
営業収益  2兆3001億3100万円(0.5%)
営業利益  5487億7600万円(-6.3%)
経常利益  5545億600万円(-4.6%)
純利益   3739億1100万円(-7.8%)

通期予想に対する進捗率
営業収益   48.4%
営業利益   57.2%
経常利益   57.4%
純利益    57.1%
NTTドコモ

微増収減益となりました。ドコモは通信事業とスマートライフ事業、その他の事業の3つで成り立っているのですが、その他の事業以外は営業減益となっており全体でも減益となりました。各事業の業績を見ていきます。

通信事業
営業収益 : 1兆8707億7600万円(-0.8%)
営業利益 : 4743億8400万円(-9.6%)

スマートライフ事業
営業収益 : 2301億9700万円(-8.1%)
営業利益 : 334億9100万円(-9.4%)

その他の事業
営業収益 : 2151億7700万円(+11.3%)

営業利益 : 409億100万円(+71.2%)
その他の事業のみが増収増益でした。その他の事業ってなんやねんってとこですが、法人ソリューション(システム開発とか)とあんしん係サポート(ケータイ補償サービス・あんしん遠隔サポートなど)がここに含まれています。

次に通信事業に関わる数値を見ていきます。

携帯電話契約件数 : 7536万契約(+3%)
ハンドセット解約率* : 0.47%(0.02ポイント悪化)
解約率 : 0.64%(0.06ポイント悪化)
スマホ・タブレット利用数 : 3709万契約(+9%)
ドコモ光契約数 : 418万契約(+70%)
ARPU* : 4710円(+6.6%)
MOU* : 136分(横ばい)

(*ハンドセット解約率 : スマホとフィーチャーフォンの解約率)
(*ARPU : 1利用者あたりの月間平均収入)
(MOU : 1利用者あたりの月間平均通話時間)

携帯電話契約件数は伸びています。解約率はわずかにですが悪化しています。ARPUですが、音声/パケット/ドコモ光の3つのARPUを合算したものが4710円で、増加した主な要因はドコモ光のARPUが伸びたことと音声ARPUが伸びたことによるものでパケットは横ばいでした。

続いてスマートライフ事業を見ていきます。

金融決済サービス
取扱高 : 1兆4900億円(+20%)
dカード契約数 : 1832万契約(+8.0%)

dポイント
dポイントクラブ会員数 : 6324万会員(+6.7%)
dポイント提携先 : 157万(+170.7%)(店舗数 : 約3万1400店舗)

dカードの契約数は増加した契約数が135万契約なんですが、このうちdカードGOLDの増加分が141万契約となっています。なのでほとんどがGOLDの増加によるものといった感じです。

ドコモに限らず携帯各社は格安SIMとの戦いがあるんじゃないかと思っています。2017年3月末時点における格安スマホの契約件数は前年同月末比5割増の810万件でした。まだまだ数としては少ないですけど伸びは大きく伸びています。その中で、キャリアは長く使っている人がお得になるプランを打ち出して戦っているイメージなのですが、個人的にはあまりメリットを感じないというか、特に若い人たちは大手キャリアよりもアプリによって通信容量を消化しないなどといった特典のある格安SIMの方が本当はいいのではないかと思っています。なのでまだ情報感度が高い人しか使っていないと言われている今のうちはいいかもしれませんが、これが浸透してくると、長く使っている人がお得になると言われてもあまり止まる理由にならないのではないかと思っています。

2017/10/26現在
証券コード : 9437
株価 : 2701円
時価総額 : 10兆5327億円

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