3度目の上方修正 各ユニットの大幅増益に加え買収した東芝メディカルシステムズの貢献があり大幅増収増益となったキャノンのQ3決算を見てみた件

10/24 , 2017

H29年12月期Q3業績(前年同四半期比)
売上高   2兆9597億2400万円(21.5%)
営業利益  2524億4300万円(69.8%)
税引前利益 2653億6700万円(54.3%)
純利益   1873億2000万円(77.0%)

通期予想に対する進捗率
売上高    72.5%
営業利益   72.1%
税引前利益  72.7%
純利益    76.5%
キャノン

先ほど見ていた日本電産の決算はQ2で2度の上方修正でしたがキャノンはQ3で3度の上方修正です。上には上がいました。まず修正内容を見ていきます。

売上高 : 4兆500億円=>4兆800億円(+300億円)
営業利益 : 3300億円=>3500億円(+200億円)
税引前利益 : 3400億円=>3650億円(+250億円)
当期純利益 : 2200億円=>2450億円(+250億円)

期初予想から売上高は+800億円、当期純利益は+750億円など各項目大きく上方修正されています。想定為替レートについては1ドル112円、1ユーロ132円と期初よりさらに円安の想定に変更されています。

各セグメントの業績を見ていきます。

オフィスビジネスユニット
売上高 : 1兆3727億円(+8.1%)
営業利益 : 1534億円(+26.9%)

イメージングシステムビジネスユニット
売上高 : 7953億円(+3.2%)
営業利益 : 1169億円(+26.1%)

メディカルシステムビジネスユニット
売上高 : 3325億円
営業利益 : 176億円

産業機器その他ビジネスユニット
売上高 : 5264億円(+28.7%)
営業利益 : 407億円(9.5倍)

個人的にキャノンはプリンターとカメラのイメージで「メディカルシステムなんかやってんのか」と思っていたのですが、そういえばキャノンは東芝メディカルを買収してました。この買収により誕生したビジネスユニットのためメディカルシステムビジネスユニットは前年同期比の増減がありません。

各ユニット営業利益が2桁以上の増益となっています。
「オフィスビジネスユニット」は、オフィス向けの複合機と業務用高速・連帳プリンターの販売台数が前年同期を上回りました。レーザープリンターは販売強化をしているハイエンドモデルが堅調に推移し消耗品も大幅に売上を伸ばしました。
「イメージングシステムビジネスユニット」は、レンズ交換式デジタルカメラは市場縮小を受け全体の販売台数は減少したものの、新製品が順調に数量を伸ばし欧米の主要国や日本を中心にトップシェアを堅持しました。コンパクトデジカメは昨年熊本地震の影響で供給不足により販売が減っていたことに加え高付加価値製品の販売が堅調に推移したことで販売台数は前年同期を上回りました。インクジェットプリンターも前年同期を上回る販売台数となりました。
「メディカルシステムビジネスユニット」は、東芝メディカルシステムズが販売するCT装置が日本でトップシェアを堅持し超音波装置では高精細な画像を提供するAplio iシリーズの販売が堅調に推移しました。
「産業機器その他ビジネスユニット」は、半導体露光装置がデータセンター向けメモリーの需要拡大を背景に販売台数を伸ばしました。有機ELディスプレイ製造装置などはモバイル機器に搭載される有機ELパネルの需要増が継続しており大幅増収となりました。またネットワークカメラの市場拡大が続く中製品拡充に努めたことで前年同期の売上を大幅に上回りました。

2017/10/24現在
証券コード : 7751
株価 : 4095円
時価総額 : 5兆4617億円

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