通期業績上方修正 2桁増収で利益は2倍前後に拡大した安川電機のQ2決算を見てみた件

10/23 , 2017

H30年2月期Q2業績(前年同四半期比)
売上高   2291億1400万円(22.1%)
営業利益  278億円(101.2%)
経常利益  274億5700万円(99.6%)
純利益   210億9500万円(145.0%)

通期予想に対する進捗率
売上高    50.9%
営業利益   51.5%
経常利益   50.8%
純利益    54.1%
安川電機

大幅増収増益での着地となりました。また通期業績の上方修正があったのでまずそれをみてみます。

売上高 : 4290億円=>4500億円(+210億円)
営業利益 : 455億円=>540億円(+85億円)
経常利益 : 450億円=>540億円(+90億円)
当期純利益 : 300億円=>390億円(+90億円)

製造業における生産設備の高度化・自動化を背景とした旺盛な需要を受け中国をはじめ海外を中心に好調に推移したとのことでした。為替レートについてですが、ドルは期初予想と変化はありませんでしたがユーロは変化しました。

H29年9月21日~H30年2月28日までの想定為替レート
平均110円/1ドル
平均130円/1ユーロ(期初115円)

次にセグメント別の業績を見ていきます。

モーションコントロール
売上高 : 1103億8400万円(+32.6%)
営業利益 : 217億7700万円(+101.6%)
=>ACサーボモータ・コントローラ事業が好調に推移。インバータ事業の需要回復。

ロボット
売上高 : 804億4500万円(+17.7%)
営業利益 : 85億6600万円(+53.3%)
=>海外からの需要が高い水準で推移。

システムエンジニアリング
売上高 : 281億5900万円(+14.1%)
営業利益 : -17億7700万円(赤字拡大)

その他
売上高 : 101億2400万円(-10.8%)
営業利益 : -5300万円(赤字縮小)

モーションコントロール事業は生産設備自動化加速やスマホ関連の需要により大幅増収増益、インバータ事業は中国におけるインフラ投資の回復やアメリカでもオイル・ガス関連の需要回復を背景に売上が伸長し収益性も改善しました。

ロボット事業は自動車関連向け(溶接塗装ロボットなど)の売上が海外で堅調に推移、一般産業分野向けではスマホ・家電などの自動化に伴う旺盛な需要を受け中国を中心に拡大しました。

システムエンジニアリング事業は環境・エネルギー分野で大型風力発電関連売上が堅調に推移した一方太陽光発電用パワーコンディショナー関連の販売低迷により収益性が悪化しました。

用語集
インバータ : モータの回転数を制御する装置
パワーコンディショナー : 太陽光発電システムなどを利用する上で発電された電気を家庭などで使えるように変換する機器。インバータの一種。

最後に原価率・販管費率などを見ておきます。

売上原価率 : 66.2%(1.9ポイント改善)
販管費率 : 21.7%(2.9ポイント改善)

原価率・販管費率ともに前年同期比で改善しています。経常利益・当期純利益の増益に関しては営業外収益や特別利益が増えたわけではないので純粋に増益の影響が大きいです。

余談ですが、今日年初来高値を更新(4170円)しました。

2017/10/23現在
株価 : 4150円
時価総額 : 1兆1067億円

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