【新規上場案件】主な事業は金融機関・公共機関向けコンサルティングおよびソリューション事業 イノベーション事業として人工知能搭載レジを研究開発するサインポスト社の有価証券報告書を読んでみた件

10/23 , 2017

久しぶりに新規上場企業を見てみます。今回見る企業はサインポストという企業で、主な事業は金融機関および公共機関向けのコンサルティング事業、ソリューション事業の2つです。コンサルティング事業で金融機関との取引実績があるためソリューション事業も金融機関向けといった感じです。面白いのは、まだ業績貢献はしていませんがイノベーション事業として開発している人工知能を搭載したレジですね。画像認識により精算を行うというものです。電気通信大学と産学連携を行なっているとのことでした。サインポスト社以外にもトレイ上のパンを画像認識で識別し精算を行う「ベーカリースキャン」というレジを開発しているブレインという関西の企業もあり開発している企業はサインポストだけではありません。ちなみにサインポストのレジは売上を計上していませんが、「ベーカリースキャン」は実際にパン屋さんで利用されています。はじめに企業情報をみていきます。

設立年月日 : 2007年3月1日
代表取締役 : 蒲原寧
本店所在地 : 東京都中央区日本橋本町4-12-20

事業内容
コンサルティング事業
=>金融機関に向けたシステムコンサルティング・プロジェクトマネジメント・システム開発、公共機関向け情報化施策立案・計画策定・実施支援など
ソリューション事業
=>事業性評価サービス・バッチ処理高速化
イノベーション事業
=>AIを活用してゼロから商品サービス開発を行い新しいビジネスモデルを展開。AI搭載レジ「ワンダーレジ」の研究開発

IPOの情報は以下の通りです。

上場日 : 2017年11月21日(他企業の同日上場なし)
証券コード : 3996
市場 : 東証マザーズ
想定発行価格 : 2200円(仮条件は9月5日決定)
時価総額 : 53.6億円(上場時発行済株式総数を元に計算)
証券会社 : いちよし証券/大和証券/岡三証券/SMBCフレンド証券/エース証券 他
使途 : 外注費・人材採用費・研究開発費

直近の通期業績は以下の通りです
H29年2月期業績(前年同四半期比増減)
売上高    17億2305万円(20.0%)
営業利益   1億7172万円(10.2%)
経常利益   1億6675万円(11.7%)
純利益    1億665万円(1.5%)

内訳
コンサルティング事業
売上高 : 17億1300万円(+19.3%)
ソリューション事業
売上高 : 900万円

直近業績は以下の通りです。
H30年2月期Q2業績(前年同四半期比増減)
売上高    14億6890万円
営業利益   1億4024万円
経常利益   1億3649万円
純利益    9925万円

内訳
コンサルティング事業
売上高 : 9億4300万円
ソリューション事業
売上高 : 5億2500万円
イノベーション事業
売上高 : 計上なし
営業損失 : 7900万円

コンサルティング事業は直近のQ2の業績を単純に2倍にしても10%増くらいの感じなので、めちゃくちゃ伸びているって感じではないですけど、ソリューション事業の方は前年度が本格的に営業活動を開始した年だったと行こよもあり1000万円以下だったんですが、今期はめちゃくちゃ伸びてます。新規契約の増加等による増収です。イノベーション事業ですがこれは冒頭で紹介した「ワンダーレジ」という人工知能を搭載したレジのセグメントなのですが、まだ売上は計上しておらず研究開発費等により営業損失となっています。

株主の状況は以下の通りです。
1.蒲原寧 : 35.14%
2.道しるべ株式会社 : 15.55%
3.奥井裕介 : 12.95%
4.西島康隆 : 4.44%
5.太田道宏 : 3.89%

6位以下は個人しかいないので割愛します。2番目の法人は社長の資産管理会社です。この法人を除くとベンチャーキャピタルや事業会社などはなく、全ての株主が個人になります。

サインポスト HP
サインポスト 新規上場申請のための有価証券報告書
サインポスト 新規上場会社概要

是非シェアしてくださいm(._.)m



日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin