21%増収37%増益 興行収入トップ10の平均興行収入は42.3億円と前年同期に負けず劣らず 東宝のQ2決算を見てみた件

10/16 , 2017

H30年2月期Q2業績(前年同四半期比)
営業収入   1392億9700万円(21.1%)
営業利益   322億7400万円(32.3%)
経常利益   332億8800万円(32.9%)
純利益    228億7500万円(37.9%)

通期予想に対する進捗率
営業収入   59.1%
営業利益   71.7%
経常利益   71.0%
純利益    71.0%
東宝

大幅増収増益でした。ただ通期では微増収減益の予定なのでやはり前年度Q3に大きく貢献し始めた「君の名は。」がすごかったのかなと思います。とはいえ、通期業績予想に対する進捗は各利益7割を超えているので、もしかすると上振れもあるのかなと思ってもいます。とりあえず事業別業績を見ていきます。

映画事業
営業収入 : 980億1100万円(+28.5%)
営業利益 : 237億3800万円(+51.3%)

演劇事業
営業収入 : 74億4700万円(+11.9%)
営業利益 : 16億2900万円(+25.1%)

不動産事業
営業収入 : 317億8800万円(+0.6%)
営業利益 : 86億4600万円(-4.4%)

その他事業
営業収入 : 20億5000万円(+336.5%)
営業利益 : 9300万円(+83.4%)

映画事業も演劇事業も好調です。続いて映画事業の内訳を見てみます。

映画営業
営業収入 : 302億5100万円(+30.0%)
営業利益 : 87億7500万円(+35.7%)

映画興行
営業収入 : 451億2800万円(+13.0%)
営業利益 : 83億5500万円(+27.2%)

映像事業
営業収入 : 226億3200万円(+73.5%)
営業利益 : 66億700万円(+148.2%)

前年同期と興行成績トップの興行収入の額を比較すると50億円以上差があるんですが、興行収入のベスト10の平均興行収入は5000万円ほどしか変わりませんでした。

・興行収入トップ10平均興行収入
前年同期 : 42.8億円
今期 : 42.3億円

・興行収入トップ
前年同期 : 120億円「君の名は。」
今期 : 71.4億円「怪盗グルーのミニオン大脱走」

・興行収入10位の興行収入
前年同期 : 16.3億円「ちはやふる-上の句-」
今期 : 23.0億円「昼顔」

トップの興行収入に大きな差はあるものの、1作品の興行収入が前年同期より高めといった感じです。興行収入トップ10は以下の通りです。

1.「怪盗グルーのミニオン大脱走」71.4億円
2.「名探偵コナン から紅の恋歌」68.7億円
3.「SING」51.0億円
4.「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」44.3億円
5.「ワイルド・スピード ICE BREAK」40.4億円
6.「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」34.2億円
7.「君の膵臓をたべたい」33.4億円
8.「メアリと魔法の花」32.3億円
9.「忍びの国」24.4億円
10.「昼顔」23.0億円

ちなみに前年同期の興行収入トップ10には10億円台が3作品入っていたのですが、今期はないのでそのあたりからも平均して高めの興行収入の作品が多いことがお分かりいただけるかと思います。

演劇事業も好調で「レ・ミゼラブル」のロングラン公演が大盛況となったことやキャロル・キングの半生を描いた「ビューティフル」も高い成果を収めました。またEXシアター六本木の「舞台 あさひなぐ」に共同で製作出資したことも挙げられています。

不動産事業は、不動産賃貸事業において福岡市のビル再開発に伴う償却費増加と不動産保守・管理事業において労務費や資材価格高騰などありコスト削減に取り組んだものの減益となりました。

下期ですが、ピースの又吉さんが芥川賞を取られた「花火」が11月末に公開されます。下期は上期に比べて有名なタイトルは多くないような感じがするので、「花火」がどれくらい伸びるかで通期業績を上振れるかどうかが決まってくるのかなと思いました。

2017/10/16現在
株価 : 3860円
時価総額 : 7295億円

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