売上高2.47倍 55%営業増益 電子書籍流通事業を行うメディアドゥホールディングスのQ2決算を見てみた件

10/13 , 2017

H30年2月期Q2業績(前年同四半期比)
売上高    178億1900万円
営業利益   4億7200万円
経常利益   4億400万円
純利益    1億7000万円

通期予想に対する進捗率
売上高    44.5%
営業利益   47.2%
経常利益   42.0%
純利益    29.5%
メディアドゥホールディングス

初めて取り上げる会社です。前々から名前だけは知っていたという感じで事業は社名から想像する程度にしかわかっていませんでした。事業内容としては電子書籍流通事業とコンテンツプロモーションのための情報メディア運営やマーケティング支援を行うメディア・プロモーション事業の2つです。取り上げた理由は特にありません。単にTDnet見てたら目についたからです。業績に関してですが売上高は前年同期の2.47倍、営業利益は55%増、経常利益は32%増、当期純利益は6.6%減となりました。当期純利益に関しては、特損で減損損失と和解金が計上されていることが主な要因かと思います。とりあえず事業別の業績を見ていきます。

電子書籍流通事業
売上高 : 172億7853万円
セグメント利益 : 4億9937万円

メディア・プロモーション事業
売上高 : 3億7274万円
セグメント利益 : -5643万円

電子書籍とあったのでイメージとしてはイーブックイニシアチブジャパンみたいなユーザーに触れるプラットフォームみたいなのをイメージしていたんですが、そういうわけではなく、そういった電子書籍を扱う電子書店に提供しているようです。基本的に電子書籍流通事業から出ている数字といった感じです。

コストの内訳ですが、大半が著作料・その他原価で178.2億程度の売上高に対して著作料・その他原価が149億円なので売上の84%程度を占めています。電子書籍の著作料率は何向けの売上かによって変わるようなのですが、電子書籍流通事業全体における著作料率はQ2は83.7%でした。前年Q4以降徐々に著作料率が上がっていてQ4からQ2までで4.8ポイント上がっています。

今後の成長戦略の基本方針として「国内事業拡大」「海外流通展開」「電子図書館展開」の3つが挙げられており、特に面白いと感じたのは「電子図書館展開」です。初めてメディアドゥの事業を知ったので、電子図書館についても初めて知ったのですが2015年7月からすでにあるようで、2016年4月には福井大学附属図書館、2017年6月には近畿大学中央図書館でスタートしており他にも公立図書館複数でスタートしています。大学図書館の電子図書館展開はとてもいい感じがします。OverDriveというサービスなんですが、ネット上で本を探して在庫があればネット上で借りてすぐに閲覧でき、期限が来るとクラウドの棚から自動で返却されるシステムのようで借りにいく手間と返しにいく手間が省けます。大学でそれなりの暑さのある白書なんかを複数冊借りるとめちゃくちゃ重くて返しにいくのが死ぬほど面倒なんですがその手間はなくなるということですね。ただ、在庫なしの場合は予約して貸出可能になるとメールで通知されるという流れのようなのですが、権利の問題やいろいろな問題があるんでしょうけど、なんかテンション下がるというか、それはアナログの時と変わらないのかというがっかり感が残ります。でも、借りたり返したりの手間がなくなるのはめっちゃ便利だと思います。

2017/10/13現在
株価 : 2971円
時価総額 : 336億円

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