各セグメント好調で2桁増収増益となった楽天のQ2決算を見て見た件

8/7 , 2017

H29年12月期Q2連結業績(前年同四半期比)
売上収益   4400億9000万円(19.3%)
営業利益   686億1600万円(39.2%)
税引前利益  634億2000万円(49.9%)
純利益    403億1500万円(49.4%)

楽天

2桁増収増益で特に利益の伸びがすごいですね。売上収益の増収ですが、Q2単体で最も収益が伸びたのは国内ECの部分で前年同期比31%増の950億円でした。225億円程度前年同期比で伸びています。他のセグメントも売上収益は好調でした。各セグメントのQ2単体の業績を見ていきます。

・インターネットサービスセグメント
売上収益 : 1632億円(+22.5%)
営業利益 : 150億円(+8.7%)

内訳
国内EC
売上収益 : 950億円(+31.0%)
営業利益 : 184億円(+4.8%)
コミュニケーションズ&スポーツ
売上収益 : 229億円(+31.7%)
営業利益 : -3億円(赤字縮小)
その他インターネットサービス
売上収益 : 453億円(+4.6%)
営業利益 : -31億円(赤字縮小)

・FinTechセグメント
売上収益 : 821億円(+10.6%)
営業利益 : 182億円(+1.4%)

内訳
楽天カード
売上収益 : 398億円(+17.0%)
営業利益 : 74億円(-5.8%)
楽天銀行
売上収益 : 186億円(+11.4%)
営業利益 : 56億円(+26.7%)
楽天生命
売上収益 : 81億円(-4.7%)
営業利益 : 7億円(+12.7%)
楽天証券
売上収益 : 122億円(-0.4%)
営業利益 : 45億円(-11.1%)
調整額は割愛

売上収益については各セグメントともに伸びていて、インターネットサービスセグメントは構成している事業もそれぞれ伸びていて赤字のものについても赤字幅は縮小しています。グローバル流通総額は3.1兆円で前年同期比+21.8%となっています。国内のEC流通総額は8166億円で前年同期比+15.2%でした。好調だった国内ECの営業利益ですがここまで前年同期比減が続いていましたがプラスに転じています。爽快ドラッグとケンコーコムについては7月1日付で合併し新会社RakutenDirectとなりました。決算資料内にアスクルの運営するロハコとの売上規模の比較が掲載されており売上収益はRakutenDirectがロハコの2.7倍(4-6月)でした。ロハコについては物流センター火災の影響を受けているところもあるので絶好調の状態での比較ではありませんがかなりの差があります。

FinTechセグメントはまず楽天カードですが売上収益が前年同期比+17.0%、営業利益については新システム関連費用などあり-5.8%でした。それを除くと増益でした。台湾楽天カードの会員数は6月末に30万人を突破しています。楽天銀行については前四半期比でも前年同期比でも増収増益、楽天証券は前年同期比では減収減益ながら前四半期比では増収増益でした。

Viberですが6月末のユニークIDは9億2000万IDでした。売上収益ですがViber In/Outとコンテンツ売上により実際の金額は出ていませんが前年同期比+90.6%でした。

楽天はサービスブランドの統一を行い、各サービスのロゴも変更されています。新たに使われるようになったロゴがシンプルで良いなと個人的には思っています。サービス面においてですが個人的に注目したいのは爽快ドラッグとケンコーコムが合併したRakutenDirectとロハコの競争というか今後の展開です。現時点で合併した時の規模はロハコより圧倒的に大きいのですが、ロハコは配送などの面でも新しい取り組みを行なっていたりプライベートブランドもあり、いろいろな取り組みを行っていて1ユーザーとしても結構満足して使えているのでその先行者がいる中でどんな取り組みが行われていくのか注目したいと思います。

2017/08/07現在
株価 : 1359円
時価総額 : 1兆9483億円

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