コナン、ドラえもん、ワイルドスピードなどのヒットにより2桁増収増益 業績予想上方修正を発表した東宝のQ1決算を見てみた件

7/19 , 2017

H30年2月期Q1連結業績(前年同四半期比)
売上高    710億200万円(22.8%)
営業利益   174億4000万円(36.0%)
経常利益    175億7800万円(36.3%)
純利益    121億6300万円(39.7%)

通期予想に対する進捗率
売上高    30.2%
営業利益   38.8%
経常利益   37.5%
純利益    37.8%
東宝

2桁増収増益でQ1の好調を受け通期業績予想を上方修正しました。昨年度は『君の名は』の大ヒットがありましたが、『君の名は』の上映開始はQ2末で貢献し始めたのはQ3からだったと記憶しているので(あくまで記憶ですが..)昨年度Q1には『君の名は』の貢献はありません。一瞬、『君の名は』の貢献があった上で2桁増収増益ってやべーなと思ったんですが、そうではないということです。なので、業績予想の上方修正はありましたが通期は増収減益のままということです。

Q1は『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』『名探偵コナン から紅の恋歌』などの定番アニメや『SING』『ワイルドスピード ICE BREAK』などの高稼働があり業績を牽引しました。とりあえずセグメント業績を見てみたいと思います。

映画事業
営業収入 : 496億6200万円(+32.0%)
営業利益 : 122億1400万円(+58.8%)
=>内訳 : 映画営業 映画興行 映像事業
=>営業収入 : 153.06億円 238.47億円 105.08億円
=>営業利益 : 43.08億円 49.93億円 29.12億円

演劇事業
営業収入 : 37億4500万円(+17.2%)
営業利益 : 11億1000万円(+59.3%)

不動産事業
営業収入 : 165億6300万円(-1.0%)
営業利益 : 49億4900万円(-5.4%)
内訳 : 不動産賃貸 道路事業 不動産保守・管理
営業収益 : 73.35億円 65.26億円 25.01億円
営業利益 : 32.64億円 14.64億円 2.21億円

その他事業
営業収入 : 10億3100万円(+327.2%)
営業利益 : 4800万円(+39.7%)

メインの事業である映画事業ですがセグメント内で最も増収増益率が大きかったのは映像事業になります。Q1における映画の興行収入ランキングTOP5(6月末時点)は以下の通りです。

1.『名探偵コナン から紅の恋歌』67.7億円(4月)
2.『SING』51.0億円(3月)
3.『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』43.8億円(3月)
4.『ワイルド・スピード ICE BREAK』40.3億円(4月)
5.『帝一の國』18.8億円(4月)

東宝の配給作品と東宝東和の配給作品の混合ランキングです。東宝東和配給作品は『SING』『ワイルド・スピード ICE BREAK』の2作品です。TOP4がズバ抜けている感じですね。これ以外にもいくつく紹介されていますが10億円台前半と言った感じです。ドラえもんよりコナンの方が興行収入が高いのは個人的には意外だったんですけど、コナンの場合成人女性のファンもいるんですかね?たまにCMとかで試写会の映像とか流れた時にファンの方がいらっしゃるイメージあがあるのですが。そういう意味では対象範囲が広いのかな。

演劇事業ですが、個人的にはあまり関心がないのでほとんどの作品を知らないのですが、唯一知っていたのがレミゼで日本初公演30周年記念公演となった『レ・ミゼラブル』5月公演が満席となる大盛況だったようです。

今後の注目点ですが7月末ロードショーの『君の膵臓を食べたい』という、恐ろしいタイトルの映画かなと思います。180万部を超えるベストセラー小説の実写化ということで期待できるのではないかと思います。

上方修正後の通期業績予想は以下の通りです。
売上高    2353億円(0.7%)
営業利益   450億円(-10.4%)
経常利益    469億円(-9.0%)
純利益    322億円(-3.2%)

2017/07/19現在
株価 : 3650
時価総額 : 6898

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