返品率30% 試着できるEC「LOCONDO.jp」を運営するロコンドの第一四半期決算を見て見た件

7/10 , 2017

H30年2月期1Q連結業績(前年同四半期比)
売上高    8億9200万円(-%)
営業利益   3800万円(-%)
経常利益   2500万円(-%)
純利益    4700万円(-%)

通期予想に対する進捗率
売上高    23.1%
営業利益   12.5%
経常利益   8.4%
純利益    12.2%
ロコンド

初めて取り上げる会社です。というより割と最近上場した会社です。今年3月7日に東証マザーズに上場しました。(証券コード : 3558)事業内容は主にファッション系ECサイトの運営です。LOCONDO.jpという靴とファッションのECの運営を行っていて、他にもプラットフォーム事業として、ECのすべての機能の受託運営や倉庫受託サービス、自社ブランド事業を持っています。メインのLOCONDO.jpの面白いところは返品ができるところです。例えばzozotown の場合、商品到着から8日以上経過している場合や使用済みなどの場合返品を受け付けてもらうことができません。しかしLOCONDO.jpであれば出荷日から21日以内、靴の場合は部屋のみで履いていること、タグを切っていないことなどいくつか条件はありますが返品が可能です。2009年にAmazonが買収したZappos.comににたサービスを提供している印象です。余談ですが随分昔に「ザッポス体験」という本を読んだ時、この会社はやべーなと思った記憶があります。Zapposは働く人にとってもすごくいい環境を提供している会社だと思います。

話を戻しますが、LOCONDO.jpは「ネットでは靴は買えない」という障害をなくすために「自由に試着ができる通販サイト」というショップコンセプトを持っているとHPにも書かれています。確かに靴や洋服は、自分自身もリアル展に行って試さないと買わないですね。ネットで買うのは持っている服の色違いなどを買うときだけ。靴なんかはメーカーによってサイズ感の違いや靴の横幅の違いもありますから、尚更です。それを家で試せるというのは便利かもしれません。

さて、業績ですが今四半期は物流倉庫の移転に伴う一時費用が7000万円程度発生した結果営業利益は前年同期比+45%の3800万円となりました。事業別の業績及びその他数値は以下の通りです。

ECサービス
取扱高(返品前) : 23億8001万円
売上高 : 7億6771万円
出店ブランド数1872ブランド

プラットフォームサービス
取扱高(返品前) : 5億4445万円
売上高 : 1億2463万円

LOCONDO会員とモール顧客(楽天市場、Yahooショッピングなど)はグラフを見た感じ130万人、YAU(年間アクティブユーザー)は45万人程度と行った感じで、顧客単価はLOCONDO.jpで1万1406円、モールで7267円。返品率はLOCONDO.jpで30%、モールで7%、LOCONDO.jpは徐々に返品率が下がっている感じでモールは全四半期比+3%となっていますが2016年度以降モールでの返品率は10%を下回って推移しています。また、EC事業においては三越伊勢丹のショップがオープンしたそうです。プラットフォーム事業は単独自社ECが12社(前年同期比+34%)、併設型(他にも公式店を運営している)が1社(前年同期比-78%)となっています。

個人的には、まず知ってもらうことが大事な感じがしてます。試着して返品できるってのは便利だけど知らなければ使えないわけで、ロコンドをまだ知らない人は結構いるのではないかというのが個人的な印象です。それから、返品できる期間が徐々に短くなっているようでやはり返品されるとそれだけコストがかかることになるので、でも、それをなくしたら売りが一つなくなるわけで、返品時コストをどうやって抑えるのかみたいなところも大事なのかなって気がします。

2017/07/10現在
株価 : 1967円
時価総額 : 106億円

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