マッスルスーツ・ドローンなどの新規事業関連が前年比2.3倍に成長 菊池製作所の通期決算を見て見た件

6/29 , 2017

H29年4月期4Q連結業績(前年同四半期比)
売上高    57億9000万円(-2.2%)
営業利益   -3億4000万円(-%)
経常利益   -2億7100万円(-%)
純利益    2億2200万円(-%)

通期予想に対する進捗率
売上高    97.8%
純利益    358.1%

菊池製作所

通期予想に対して売上高は未達でしたが、営業・経常利益が期初予想の損失額に比べ少なく抑えられ、当期純利益は予想の3倍以上での着地となりました。個人的に注目している会社の一つです。菊池製作所は金型製作や成形、板金プレス加工などを開発から量産までのプロセスを網羅して提供しています。個人的には新規事業関連として括られているドローンなどの部分に注目しています。特にドローンにおいては千葉大の野波教授が代表取締役を務める自律制御システム研究所の株主になっています。野波教授といえば日本におけるドローンの第一人者です。昨年3月に自律制御システム研究所が第三者割当を行った際に菊池製作所の持分の一部を楽天に売却してしまいましたが、その後売却がなければ今も株主であることは変わらず今後が期待できると個人的には思っています。

製造部門別の売上高は以下の通りです。

試作・金型
売上高 : 28億300万円(-16.7%)

量産
売上高 : 17億9200万円(-6.0%)

ロボット・装置等
売上高 : 10億3800万円(+121.7%)

その他
売上高 : 1億5700万円(-11.9%)

続いて、製品別売上高

携帯電話関連
売上高 : 5億3100万円

デジタルカメラ関連
売上高 : 7億5500万円

事務機器関連
売上高 : 5億4200万円

自動車関連
売上高 : 5億8400万円

精密機器関連
売上高 : 7億3300万円

医療機器関連
売上高 : 2億1500万円

新規事業関連
売上高 : 10億3800万円

ガンマカメラ
売上高 : 1億5700万円

その他(装置、治具、その他電子機器等)
売上高 : 12億3200万円

製品別に前年同期比の増減を書かなかったんですが(めんどくさかったので…)多くの製品が減収となっていて、増収だったのは、デジタルカメラ関連(+0.52億円)、新規事業関連(+6億円)のみとなっています。各製品とも1億円程度の減収でその他のみ2億円程度の減収となっています。新規事業はマッスルスーツとドローン、受託開発などが含まれておりH29年度は下期のマッスルスーツの売上増が大幅増収の要因のようです。H30年度においては重点ターゲット設定で大口受注を目指し販売計画は1000台とのことでした。来季はロボット装置等の製造部門で1億円の増収予想です。

H29年度は、営業・経常共に赤字でしたが、H30年は通期で各損益黒字の計画となっています。

2017/06/28現在
株価 : 900円
時価総額 : 111億円

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