三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事の決算2Q決算を比較してみた件

11/4 , 2016

H29年3月期第2四半期決算

三菱商事
収益     2兆9326億2000万円(-18.7%)
税引前利益  2564億3500万円(36.1%)
四半期利益  1798億2400万円(16.1%)(親会社所有者に帰属する)

三井物産
収益     2兆321億3600万円(-18.6%)
税引前利益  1860億2200万円(-17.3%)
四半期利益  1219億7700万円(-6.6%)(親会社所有者に帰属する)

伊藤忠商事
収益     2兆2464億8200万円(-10.8%)
税引前利益  2590億2800万円(4.8%)
四半期利益  2021億7100万円(-5.0%)(親会社所有者に帰属する)

住友商事
収益     1兆8588億8800万円(1.3%)
税引前利益  962億3000万円(-46.9%)
四半期利益  657億8000万円(-49.1%)(親会社所有者に帰属する)

もう社名を聞いただけでひたすら頭を下げ続けないといけないんじゃないかっていうような気がします。。

・三菱商事
4社の中で唯一に四半期利益増益の着地。
非資源分野は減益ながらも資源分野の増益がその幅を上回り増益の着地となりました。
三菱商事のセグメント別利益は(カッコ内は前年同期比増減)
<資源分野>
エネルギー事業=>295億円(+57億円)
金属=>276億円(+443億円)
<非金属分野>
地球環境・インフラ事業=>154億円(-119億円)
新産業金融事業=>157億円(-42億円)
機械=>255億円(-195億円)
化学品=>162億円(-48億円)
生活産業=>467億円(+238億円)
エネルギー事業(非資源分野)=>-36億円(-113億円)
金属(非資源分野)=>55億円(+27億円)

特に変化の大きいところで資源分野の金属ですが豪州石炭事業におけるコスト改善、市況上昇による持分利益の増加とニッケル事業撤退による一過性利益、資源関連投資先(非鉄金属)からの受取配当金の増加による増益。
機械は船舶事業の現存及び為替影響
生活産業は鮭鱒養殖事業における市況回復による利益増と食肉事業の関係会社経営統合に伴う一過性利益などによる増益となりました。

・三井物産
三井物産のセグメント別利益は(カッコ内は前年同期比増減)
金属=>646億円(+213億円)
機械・インフラ=>372億円(+154億円)
化学品=>167億円(-36億円)
生活産業=>221億円(+267億円)
次世代・機能推進=>70億円(-67億円)
エネルギー=>12億円(-256億円)
その他、調整、消去=>-268億円(-361億円)

エネルギーの落ち幅がすごいですけど原油・ガス価格の下落が要因です。
最近原油は1バレル50ドルくらいまで行ったんですけどまた落ちてきて40ドル半ばくらいまできてますね
上がっても50ドル前後という話があったような気がするので厳しいですね。
金属の増加は子会社生産に伴う税効果
生活産業はブラジルの穀物業者(Multigrain)の前年同期損失の反動とIHH(アジア最大の民間病院グループ)の株式一部売却の効果とのこと

・伊藤忠商事
伊藤忠商事のセグメント別利益は(カッコ内は前年同期比増減)
繊維=>120億円(-42億円)
機械=>260億円(-10億円)
金属=>148億円(-64億円)
エネルギー・化学品=>134億円(-305億円)
食料=>494億円(+273億円)
住生活=>192億円(-236億円)
情報・金融=>176億円(-106億円)
その他及び修正消去=>498億円(+384億円)
・繊維はアパレル関連事業の販売不振と前年同期の中国関連事業に係る一過性利益の反動による減益
・機械は船舶市況低迷による採算悪化と為替影響、受取配当金の減少による減益
・金属は石炭単価の下落とブラジル鉄鉱石事業の持分法適用除外の影響による減益
・エネルギー・化学品はエネルギートレーディング取引減と開発原油取引の油価下落などにより減益
・食料は青果物関連事業お世に食品流通観覧事業における採算改善とユニー・ファミリーマート統合に伴う持分変動に伴う利益並びに乳製品関連事業の売却益などにより増益
・住生活は前期における北米住宅資材関連事業の売却益の反動及び海外パルプ関連事業の持分法投資損益の減少、為替影響による減益
・情報金融は前年同期における金融関連事業の一過性利益の反動による減益

・住友商事
住友商事のセグメント別利益は(カッコ内は前年同期比増減)
金属=>20億円(-102億円)
輸送機・建機=>230億円(-96億円)
環境・インフラ=>102億円(-41億円)
メディア・生活関連事業=>321億円(-42億円)
資源・化学品=>-127億円(-361億円)
非営業等=>111億円(+16億円)
・金属は北米鋼管事業の減益
・輸送機・建機は海運市場低迷と新興国の低迷による減益
・資源・化学品は資源価格の下落の影響

総じて言えるのは船関係の部門を持っているところは市況の悪化の影響を受けている。
資源価格下落の影響を割とどこも受けている印象。
生活・食料系事業は各社悪くなさそうな感じだし利益に占める割合も大きめ。

2016年11月2日時点

三菱商事
株価 : 2349円
時価総額 : 3兆7350億円

三井物産
株価 : 1439円
時価総額 : 2兆5851億円

伊藤忠商事
株価 : 1350.5円
時価総額 : 2兆2457億円

住友商事
株価 : 1224円
時価総額 : 1兆5307億円

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