日本航空(JAL)とANAホールディングスの2Q決算を見てみた件

10/31 , 2016

日本航空 H29年3月期2Q連結業績(前年同四半期比)
売上高 6519億2800万円(-5.2%)
営業利益 924億4200万円(-23.0%)
経常利益 898億400万円(-26.8%)
純利益 714億500万円(-30.9%)

通期予想に対する進捗率
売上高 50.9%
営業利益 54.4%
経常利益 55.1%
純利益 44.4%

日本航空

ANA HD H29年3月期2Q連結業績(前年同四半期比)
売上高 8849億9500万円(-2.9%)
営業利益 895億6900万円(3.2%)
経常利益 834億6800万円(0.6%)
純利益 574億3900万円(6.4%)

通期予想に対する進捗率
売上高 50.9%
営業利益 61.8%
経常利益 64.2%
純利益 71.8%

ANA HD

とりあえず各種利益率を比較してみたいなと

営業利益率
JAL : 14.2%
ANA : 10.1%

経常利益率
JAL : 13.8%
ANA : 9.4%

純利益率
JAL : 10.95%
ANA : 6.5%

利益率は日本航空の方がいいですね。
まあ、事業内容に違いがあるので簡単にどうこう言えるようなことではないような感じはしますが

さて、両社のセグメント別業績を

日本航空

・航空運送事業
営業収益 : 5856億円(前年同期比 : 5.6%減)
営業利益 : 835億円(前年同期比 : 23.7%減)
営業利益率 : 14.3%

国際線
旅客収入 : 2131億5400万円(前年同期比 : 9.6%減)
=>燃油サーチャージ収入の減少と為替影響により減収
貨物収入 : 203億7500万円(前年同期比 : 29.7%減)
=>燃油サーチャージ収入の減少と為替影響、生産方法の変更により減収

国内線
旅客収入 : 2533億8100万円(前年同期比 : 1.3%減)
貨物収入 : 111億9800万円(前年同期比 : 4.9%減)
=>一部貨物の陸上運輸等への需要転移や天候不良による生鮮貨物需要の減少による減収

・その他事業
JALパック
営業収益 : 903億円(前年同期比 : 0.8%減)
ジャルカード
営業収益 : 102億円(前年同期比 : 0.1%減)

ANA HD

・航空事業
売上高 : 7691億円(前年同期比2.4%減)
営業利益 : 847億円(前年同期比 : 4.4%増)
営業利益率 : 11.0%

国際線
旅客収入 : 2591億円(前年同期比 : -0.2%)
=>為替影響と燃油特別付加運賃収入(燃油サーチャージ)の減少による
貨物収入 : 418億円(前年同期比 : -28.3%)
=>需給環境悪化に伴う単価の下落、代理店向けの国際貨物販売手数料廃止による

国内線
旅客収入 : 3474億円(前年同期比 : -1.7%)
=>熊本地震、シルバーウィークの日並びの影響を受けて旅客数・単価が前年同期を下回ったことによる
貨物収入 : 150億円(前年同期比 : -3.0%)
=>天候不順と航空貨物需要全体の低調な推移による

・航空関連事業
売上高 : 1277億円(前年同期比 : 11.6%増)
営業利益 : 53億円(前年同期比 : 24.7%増)

・旅行事業
売上高 : 824億円(前年同期比 : 6.8%減)
営業利益 : 20億円(前年同期比 : 28.6%減)

・商社事業
売上高 : 689億円(前年同期比 : 3.7%減)
営業利益 : 26億円(前年同期比 : 13.9%減)

・その他
売上高 : 166億円(前年同期比 : 3.2%増)
営業利益 : 7億円(前年同期比 : 9.8%増)

両社の本業(航空運輸事業と航空事業)の営業利益率を書いておきましたが
本業を比べてみても利益率はJALの方が高くなっています。

2016年10月31日現在
日本航空
株価 : 3096円
時価総額 : 1兆1229億円

ANA HD
株価 : 295.2円
時価総額 : 1兆380億円

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