前年同期黒字から一転半期最終赤字へ 三菱重工業2Q決算を見てみた件

10/31 , 2016

H29年3月期2Q連結業績(前年同四半期比)
売上高 1兆7505億2300万円(-7.0%)
営業利益 384億700万円(-66.9%)
経常利益 -18億5300万円(-%)
純利益 -189億4700万円(-%)

通期予想に対する進捗率
売上高 43.8%
営業利益 16.0%
経常利益 -%(1800億円の黒字予想)
純利益 -%(1000億円の黒字予想)

三菱重工業

まず業績予想の修正から

売上高 : 4兆3000億円=>4兆円(-3000億円)
営業利益 : 3300億円=>2400億円(-900億円)
経常利益 : 2800億円=>1800億円(-1000億円)
当期純利益 : 修正なし

売上高の減少は防衛・宇宙を除くセグメントで円高の影響などを受けたことによる減少で
営業・経常利益は売上高減少と民間航空機及び商戦の採算悪化が原因とのこと。

初めて取り上げる三菱重工業です。
重工業って社名につくだけでとても重たいどっしりとした感じが。

まず関連企業の三菱自動車の件ですが
持分法投資損失といった形で-188億円が
三菱自動車工業で計上されています。

三菱自動車に関しては決算を別にまとめてますので是非ご覧ください
燃費不正の三菱自動車取締役会長候補に日産ゴーン氏、現益子社長は留任 三菱自動車の2Q決算を見てみた件

また、客船事業関連損失として
-164億円の特別損失を計上しています。
なんか三菱重工に限らず船系はあまりいいニュースが最近ないような。
今日は日本郵船、川崎汽船、商船三井が新会社を設立するというニュースが出てましたね。

さて、セグメント毎の受注高・売上高・営業利益・営業利益率を以下に(カッコ内は前年同期比増減額)

エネルギー・環境

受注高 : 5716億円(-403億円)
=>化学プラントが減少
売上高 : 6531億円(-280億円)
=>ガスタービンコンバインドサイクル、化学プラントが減収
営業利益 : 285億円(-91億円)
=>化学プラントが減益
営業利益率 : 4.4%

交通・輸送

受注高 : 2377億円(-546億円)
=>MRJが増加したものの商船が減少
売上高 : 2443億円(-357億円)
=>民間機の為替影響及び減産による減収
営業利益 : -180億円(-510億円)
=>民間機の為替影響及び減産、コストダウンの未達
商船のコスト悪化、MRJ開発費用増による減益
営業利益率 : -%

防衛・宇宙
受注高 : 1366億円(-72億円)
=>艦艇が減少
売上高 : 1848億円(-201億円)
=>飛昇体や宇宙が減収
営業利益 : 91億円(-23億円)
=>主に宇宙が減益
営業利益率 : 4.9%

機械・設備システム

受注高 : 7115億円(-173億円)
=>フォークリフトが増加したものの
製鉄機械などが中国を中心とした需要低迷で減少
売上高 : 6607億円(-438億円)
=>フォークリフトが増収、製鉄機械などが中国を中心とした需要低迷で減少
営業利益 : 229億円(-129億円)
=>鉄鋼機械やコンプレッサなどの減収による減益
営業利益率 : 3.5%

その他

受注高 : 719億円(-77億円)
売上高 : 785億円(+27億円)
営業利益 : 37億円(-8億円)
営業利益率 : 4.7%

消去または共通は割愛
基本的にすべてのセグメントで減収営業減益という感じ

通期の見通しとしてはアセットマネジメントによる特別利益約600億円を織り込んでいるとのこと

2016年10月31日現在
株価 : 449.4円
時価総額 : 1兆5161億円

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