苦戦の百貨店事業で資本業務提携 セブン&アイ・ホールディングスの2Q決算を見てみた件

10/6 , 2016

H29年2月期2Q連結業績(前年同四半期比)
営業収益 2兆9661億6700万円(-4.3%)
営業利益  1814億6600万円(5.2%)
経常利益  1826億1600万円(7.0%)
純利益  334億8000万円(-60.4%)

通期予想に対する進捗率
売上高 49.7%
営業利益 51.4%
経常利益 52.0%
純利益 41.9%

セブン&アイ・ホールディングス

ずいぶん当期純利益のマイナス幅がでかいなと思ったら
9月30日に減損損失の計上に関するお知らせが出ていました。
主な損失の内容としては
イトーヨーカ堂、そごう・西武の店舗に係る減損損失と百貨店事業に係るのれんの減損損失で
合計606億円でした。
それもあり第一四半期よりも少ない四半期純利益となしました
(1Q時の四半期純利益 : 431.5億円)

また、今日
セブン&アイ・ホールディングスとエイチ・ツー・オーリテイリングの
資本業務提携の基本合意に関するお知らせも出されました。
全然知らなかったんですけど
エイチ・ツー・オーリテイリング社は
阪急百貨店(11店舗)
阪神百貨店(4店舗)
イズミヤ(118店舗)
阪急OASIS(82店舗)
その他不動産事業などを行っている会社です。
関西圏以外に住んでいる方にはあまり接点のない会社かもしれませんが。。
で、この会社は阪急阪神東宝グループをなす主要3社のうちの1社です。
(阪急阪神HD/エイチ・ツー・オーリテイリング/東宝グループ)
もともと発足当初はエイチ・ツー・オーリテイリングではなく
阪急百貨店グループで、阪急百貨店と阪神百貨店の経営統合により
阪急阪神東宝グループ発足の翌年に(2007年10月1日)
エイチ・ツー・オーリテイリングに社名を変更したとういうことらしいです。
なのでエイチ・ツー・オーリテイリング社の大株主は
昨年度末時点で
阪神電気鉄道(11.78%)
阪急阪神HD(8.26%)
高島屋(5.00%)
上位3者はこのようになっています。

話が飛んだので戻すと
今回の資本業務提携はセブン&アイとしては
苦戦の続く百貨店事業で関西エリアに強いH2Oと組もうということになったといった感じ。
(ざっくりまとめると…)

資本提携の内容としては
H2O発行済株式総数の3%相当額の株式を相互に持ち合う方向て協議するとのこと。
2016年10月5日時点で約57億円らしいので、おそらく両社が両社の株式を約57億円分づつ持つってこと
両社が3%ずつってことになるとH2Oは今日の時価で約1283億円分買うことになってしまうので。。

で、業務提携により
1.そごう神戸店・西神店と西武高槻店に関する事業をH2Oが継承
2.H2Oが推進するポイントプログラムを関西圏のセブン‐イレブン・ジャパン店舗に導入する
ことになるだろうといった感じです。

思ったより長くなったので
あとはサクッと。

セグメント別の業績については(営業収益と営業損益)

コンビニエンスストア事業は6.3%減収5.2%増益
スーパーストア事業は0.8%減収605.2%増益
苦戦が続くと書かれていた百貨店事業は
2.9%減収、18.23億円の損失で損失拡大の結果になりました。
フードサービス事業は1.6%減収72.4%減益
金融関連事業は3.5%増収6.9%増益
通信販売事業は27.5%減収53.3億円の損失
その他事業は14.2%減収14.7%減益

全体の営業収益に占める各セグメントの割合は以下の通りです。



2016年10月6日現在
株価 : 4827円
時価総額 : 4兆2788億円
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