1Qの家電系営業利益は全体の1%未満 日立製作所の1Q決算を見てみた件

9/23 , 2016

H29年3月期1Q連結業績(前年同四半期比)
売上収益  2兆1304億6700万円(-7.9%)
営業利益  914億8300万円(-20.7%)
税引前利益 1097億5400万円(-23.1%)
四半期利益 564億5000万円(2.7%)

通期予想に対する進捗率
売上収益  23.7%
営業利益  16.9%
税引前利益 25.5%
四半期利益 28.2%

四半期利益以外は前年同期を下回る着地となりました。

売上減少の要因は
1.為替(-1200億円)
2.再編(日立物流と空調事業の再編で-1350億円)
これらが営業利益に及ぼした影響は-250億円です

日立の売上収益の地域別の構成は
日本と海外がほぼ半々で(49:51)
売上収益の20%をアジアが占めています。

日立は割と事業部門が多くて(個人的な感覚ですが…)
その他を除くと8事業部門になっていて
売上収益の割合としては

社会産業システム : 20.6%
情報通信システム : 20.4%
高機能材料 : 16.5%
電子装置システム : 12.0%
オートモティブシステム : 10.9%
その他 : 10.0%
建設機械 : 7.6%
生活エコシステム : 6.6%
金融サービス : 4.2%

全て足すと100%余裕で超えるんですが
全社及び消去という項目でマイナスの売上収益があるのでそれを含めていないので超過してます。

営業利益は
高機能材料 : 30.1%
電子装置システム : 14.9%
情報通信システム : 13.3%
金融サービス : 11.7%
オートモティブシステム : 8.0%
その他 : 7.7%
全社及び消去 : 6.2%
社会産業システム : 4.7%
建設機械 : 2.3%
生活エコシステム : 0.7%

営業利益の中で最も大きい高機能材料ですが家電や自動車の分野などで利用される
特殊鋼、電線、半導体などのことのようです。

ちなみに一般人の生活で馴染みのある冷蔵庫や照明、エアコンなどの家電は
生活エコシステムの中に入っているんですが
売上・営業利益共に占める割合が低いです。
おそらく業界TOPにいるのはここのウエイトが低いからなんだろうなと勝手に思ってます。
ちなみに空調事業の再編前(前年度)生活エコシステムの営業利益ウエイトは6.2% (昨年度売上高 日立 : 10兆343億円 ソニー : 8兆1057億円 パナソニック : 7兆5537億円)

2016年9月23日現在
株価 : 483.7円
時価総額 : 2兆3379億円

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